みなさま Bonjour!
季節は清明から穀雨へ。
二十四節気(昔の人が四季を6等分し、一年を計二十四に分けそれぞれの期間に名前をつけたもの)。
私はこれが大好きで、日常にも取り入れて生活しています。
私の畑の近くの風景。桜の後ろには海が。↓
今日4/20から始まる「穀雨」は第6節。なんと、春季最後の節です。
(4/20~5/5頃)
桜も終わり、これからが春〜。と、私たちの間ではそんな感覚ですが、実は自然界では春は終わりにかかってるのですね〜。ビックリ😮
コートダジュールと春のお花↓
穀雨。
これは春雨が百穀を潤すことから名付けられたもので「種まきや田植えの時期が整った頃に降る雨」という意味だそうです。
この時期の雨は「百穀春雨」と呼ばれ
あらゆる穀物に恵を与える♡
畑を始めてから9年近く経ちますが、私も雨=恵と実感。雨が好きになりました。
さて、4/14。朝起きたらあまりにも太陽がキラキラしていたので、電車に飛び乗り大好きなコートダジュールの畑へ。晴れるとコートダジュールそっくりなのでワタシはこう呼んでいます。小田原市の外れの私の愛する場所。
仕事も忙しく、やることは山のようにあるけれど、
こんなよい天気の日に行かなければ後悔する~。
思いきって行ってよかったです。
見て下さい、この可憐なチューリップ達を。
海と満開の花↓
空が青い日は海も紺碧色。
この風景をぼーっと眺め何時間も過ごして来ました。
他にも、フレンチラベンダー↓
タイム、ミント、ふき達もすくすく成長中🌿
下の写真はこの日の収穫物(左から、ふき、菜の花、スギナ、ムスカリ。柑橘類いろいろ)↓
ところで、私にとってのチューリップの思い出。それはパリのリュクサンブール公園。
この公園は、私がル・コルドンブルー料理菓子学校パリ本校へ入学する前に通っていた
語学学校アリアンセ・フランセーズの直ぐ近くにあり、よく散歩に行きました。
天気の良い日は椅子に座って宿題をやったり、おやつを頬張ったり。
どの季節にも花々があり、庭師がよく手入していて、さすがパリ〜〜!とうっとりしました。
中でも印象的なのは春のチューリップ。
楽しげに咲き乱れる姿は、長く暗く厳しいパリの冬が終わりようやく明るい季節が来たのを実感させてくれました。
ちなみに、フランス語でチューリップは tulipe 。発音はテュリップ。日本人にも発音しやすいです🇫🇷
私の教室のある表参道の街にはスタイリッシュなお花屋さんが数軒あり、珍しい色やカタチの
ステキなチューリップも売られています。
でも私は素朴で元気あふれる畑のチューリップ達が大好きです。
なんとも愛らしいベビちゃんチューリップも発見↓
あまりにチビちゃんで切るのをためらいましたが、一本だけ持ち帰り、畑の花や草と共にミニブーケにして教室に飾りました。
生徒さんたちの料理作品の脇役にもなりました↓
今日も快晴🌞
コート・ダジュール(ホントは相模湾)の畑に行きたーい!
清明、穀雨の頃から、晴れた日にはいつもこういう気持ちになるワタシです🌷🌷🌷🌷🌷