みなさま Bonjour!

山の日、いかがお過ごしですか?

こんなに涼しくてよいのかしらん、と
少々不安になっています。

さて今回は、私がフランスに住んでいた22,23歳頃の小話です。

パリ15区にあるコルドン・ブルー料理学校でお菓子・料理のコースを並行して取っていた
私は毎日のように朝から夜まで学校に居ました。

学校の実習で作る量は5~6人分!

これ、持って帰るには結構重いんです。

私の住まいは学校から歩いて3~4分位だったおかげで持ち帰るのは楽でしたが、殆どの生徒はメトロで通っているためお持ち帰りにはとても苦労していました。

さて、実習で作ったこの料理。
同居人のフランス人・アルノー君にわけてあげてもまだ残る量。
そして、このアルノーはフレンチよりなんとラーメンが大好きで、分けてあげても
あまり食べないんです(笑)

結局は自らで日々そんな量を食べ、フランス人の友達と同じ食卓につけば
彼ら同様に肉、チーズを楽しむという食生活、、、。

勉強のため、と理由をつけては、夜な夜なパリの星付きレストランでデギスタシオン(超フルコース)をオーダー。

デギスタシオンの量は「お腹が破れる~!食べきれない!!」と
いう量であることもしばしば。

デギスタシオンでは、デザートの前にシャリオ(ワゴン)に乗った無数のチーズが運ばれて来ます。
これ、選び放題なんです❤️

いくら選んでも料金は一緒。
食べ盛りで食い意地のはった私は恥ずかしげもなく
「全種類をください」と言って本当に全てを味わっていました。(恐ろしい・😨)

そしてお決まりのようにその後は胃が痛くなるのです。

 

日本人もフランス人も、み~んなおんなじ人間ですよね?!

でも祖先が食べてきた食の内容、国の気候風土は、考えてみれば
かなり違います。

私たちはお米、豆、野菜、糀の発酵食中心。

フランスはパン(小麦)、乳製品、肉を多く食する。

 

もちろん、人は何を食べても自由です。

でも食に対しての消化の得意・不得意は民族によって異なり、
代々脈々と受け継がれてきた遺伝子にはどうやら逆らえないようなのです。

フランスで暮らしていた時に口にしていた肉、乳製品の量は日本にいた頃に比べかなり多かったのは事実。
特にチーズには目がなく、毎日沢山食べていました。

それからいろいろなことがあり、
私の悔い改め&食い改めがスタートしました💦

この続きはまた次回に😄

 

さてさて、下記は新作デザート。

白砂糖は不使用、夏バテ防止にオススメの甘酒を甘味として使いました。

ブルーのムースはマローブルーというお花から取った自然の色ですが、作っている最中にドンドン美しい水色が出てきて生徒さん達から驚きの声が☺️

 

甘酒は、長野県須坂市の仲良しの本藤糀屋さんから糀を取り寄せて造る自家製です。

  1. 甘酒特有の米つぶ感をボッシュで無くし、ピューレ状にして使いました。

 

こちらはミジン切り。

あっという間に細かくなり、こう暑い日や疲れている日には、とても助かります。

みなさまもぜひボッシュを活用してみてくださいね‼️