みなさま Bonjour!
今日、3/21はフランスで「春の始まる日」。
折しも東京ではソメイヨシノの開花宣言が🌸
昨日のレッスン後は、心地よい穏やかな光の中、甘酒パーティーを開きました。
はんなり春気分~🌸
菌や発酵食品が大好きな私。
フランスに暮らしていた時、フランス人の友達と食事を重ねているうちに彼らと自分の食後の状態に明らかな違いを実感するように🇫🇷🇯🇵
それがきっかけで、「体と食の繋がり」に関心を抱くようになりました。
⭕️日本人の私にはどんな食が馴染みむのか。
⭕️健康でイキイキいられる食ってなにか。
私なりの答えの一つが「伝統発酵食」です。
日本の食文化は「こうじ」の存在なくしては
語れません。
昨日、甘酒パーティーを開いたのも、日本の食文化にとって重要な存在の「こうじ」についてご紹介したいと考えたから🇯🇵
ところで、甘酒は2種あります。
私の造る甘酒はノンアルコールタイプのもので、お酒苦手な方や赤ちゃんにも問題なし。
もう一種の甘酒は、酒粕+砂糖。
こちらはアルコール入りです。
酒粕自体はとても良いものですが
加える甘味料が何かにより注意すべきものになります。
さてさて、ここでクイズです。
1)「こうじ」とはなんでしょう?
◎答え・・・・蒸した穀物にこうじ菌(カビの一種)を増殖させたもの。
その穀物が米ならそれは「米こうじ」。
麦なら「麦こうじ」。
豆なら「豆こうじ」。
2)「こうじ菌」ってなんでしょう?
◎答え・・・カビの一種(高温多湿の我が国にむか~しから暮らしている)
3)この菌はもともとはどこに暮らしていたでしょうか?
◎答え・・・稲穂の中。
PS*そんな姿を想像するととっても愛おしく思えて、益々好きになってしまいます😘
ちなみに、日本の味噌は、このこうじの違いにより、米味噌、麦味噌、豆味噌の3種あります。
私はこうじがあまりにも好きで、数年前長野県須坂市に代々続くこうじ屋さんで、
仕込みを体験させていただきました。
あーっ。
このように、菌やこうじのこと、発酵食のことを話し出すと私は止まらなくなるので、
これはまたの機会に譲り、いまは昨日の甘酒パーティーのお話をしましょうね。
昨日は
・家でもできる甘酒の作り方
・甘酒の効能
・伝統発酵食談義
・お食事
をみんなでワイワイ楽しみました。
甘酒は飲み物としてはもちろん、調味料としても大活躍します!
昨日のお食事から。
菜の花と紅芯大根のサラダのドレッシング。
オリーブオイル、ローズマリー、酢、塩と混ぜて↓
梅酢と甘酒を混ぜて作るピンクソース↓
八丁味噌味噌と混ぜて田楽風に↓
照り焼き風のソースとして豚肉料理に↓
全てのソースが少量だったのですが、ボッシュのユニバーサルカッターを使用したら苦労無くササッと作れました。
快適〜!これ本当に重宝です💓
さてさて、甘酒は炊飯器があれば一晩で作れます。
レシピも様々ですが必要なのは、おかゆとこうじのみ。
効能も素晴らしい♪
あだ名がは飲む点滴。
なぜって?
それは病院の点滴に匹敵するくらいの、人を生かすための栄養素の凝縮形だから。
こうじ菌がおかゆの働きかけ分解し甘酒にして行く際、こうじ菌が生成するアミノ酸溶液、
ブドウ糖溶液、そしてビタミン類がたっぷり~。
しかも、とても消化吸収がよい状態で入っているのです。
人工の栄養ドリンクとは訳が違う、自然の恵みそのもの。
美肌にも良い成分が豊富。
古来から炊いた穀物を主食にしてきた我ら日本人に相性バッツグンの発酵飲料!
私はサプリや市販の栄養ドリンク剤、乳酸菌飲料は全くとりませんが自家製のノンアルコールタイプの甘酒は欠かしません。
ただし、いくら良いものでも摂り過ぎには注意してます😆
では本日の締めは甘酒クイズで!
1)甘酒とヨーグルト。共に乳酸菌を含んでいます。
どちらの菌がたくましく腸まで生きて届くでしょう?
◎答え・・・植物性乳酸菌(甘酒)。
実は、甘酒の乳酸菌は植物性。
ヨーグルトの方は動物性。
植物性乳酸菌のほうが胃酸にも負けず生きて届くのです。
甘酒もいいけどヨーグルトも美味しいですよね~。
2015年にブルガリアに行った時、現地の人々のヨーグルト愛に触れ、
この食べ物の魅力を再認識しました。
ブルガリアの古都、ヴェリコタルノボ↓。
通常は甘酒派の私ですが、ヨーグルトと甘酒をミックスする食べ方も好きです。
黒海を眺めながらカフェでお茶を↓
発酵食ってとっても美味しい。
どの国のどの発酵食も、人間の目には見えないミクロの微生物(菌)たちによる自然の賜物。
菌たちよ、ありがとうねー😍