みなさま bonjour !

二十四節気の第8節、「小満」を迎えましたね。

私は四季の美しい日本での生活をフルにエンジョイしたく、この暦で暮らしています。

人が無作為に区切ったカレンダーではなく、自然界の変化に寄り添って暦にしている
二十四節気・七十二候が大好きです。

小満の頃は、いろんな植物や緑が徐々に成長しイキイキ輝く時候です。

今朝の散歩で、梅が実っているのを見つけワクワクしました🎵


5/14に小田原市江の浦にある私のプチガーデンへ生徒さんたちと行ったら、自然界はまさにそんな雰囲気でした。

この様子は次回に詳しく。
さて、私はいよいよ来週からフランス&アイスランドです。

渡欧前にぜひ一服、と鎌倉の七里ガ浜に暮らす友がお稽古をしてくれることになり喜んで出掛けました。
久しぶりの感覚🍵

⚪︎友のお茶杓コレクション。
真・行・草。
ガラスのお茶杓も✨✨↓

私はお茶の時間がとても好き。

普段の忙しい生活からほんの少しでも抜け出し、ゆったりした時の流れに身を置き、思考回路も切り変わって。

以前は月3回定期的に表参道のお寺へお稽古に通っていて、リセットと癒しのひと時でした。

それだけではなく、我が国の良さを再認識できる素晴らしい時間でした。

二十四節気に興味を持ったのもお茶のおかげです。

2011年の震災のまさにあの時。私はお寺でお点前をし終わりホッとしていたのも束の間、ものすごい揺れが!

あまりの怖さにこの友と2人、手を取り合って着物姿で外に逃げたのです。私達よりお年を召した先輩方は微動だにせず、そのままお部屋に残っていました。す、す、すごい。

震災後、教室の生徒数がガクッと減り運営出来なくなるかも、という事態に陥りました。そこで泣く泣くお稽古も止めたのです。

その後、教室存続をかけ必死に努力をし時間が無くなりお稽古にも通えなくなりました。

⚪︎お茶をやって初めて知った青紅葉↓

七里ガ浜の友とは、私が今年から鎌倉で月一回のお仕事ができたのをきっかけにまた行き来が始まりました。

鎌倉でのお仕事のついでにいつでも〜🍵

そう言ってくれる友の優しい心遣いがたまらなく嬉しい…。

次回は、帰国後、紫陽花の美しい頃にと約束しました。

フランスに暮らしていた時はまだ23,4歳で若かったせいもあり、日本の良さをあまり自覚していなかった私。

もちろん、伝統文化らしきものをフランス人にちゃんと伝えられなくてもどかしい思いをいつもしていました。

私のできたことは、折り紙で鶴を折って見せてあげたり、適当な和食を振舞ったりという程度、、。

日本の四季の風景、そして文化は世界に誇れる豊かで奥深く素敵なもの。

かなりよい年齢になった今。外国の方々に日本の良さを伝え、お茶を点てることなどもできれば、と思います。

来週からの2週間は、フランス&アイスランドの発酵食やローカルフードをenjoyしながらあちらの国の良さを発見して来ます😉🇫🇷