みなさま BONJOUR!(ボンジュール)。

お元気ですか?

ぽかぽか陽気に誘われて、私は青山の静かな小道の朝散歩や
裏原宿散策をほぼ毎日楽しんでいます。

ところで、この素晴らしい季節とは裏腹に体調不良の方、多いですよね。

花粉症にインフルエンザ、倦怠感、眠気。。。

教室でも生徒のみなさんからそんな声を多く聞きます。

あなたはいかがですか?

そんな不調を立て直すのにちょっぴりでもお役に立てばと思い、
春を快適に過ごす食のコツを2つだけ。

1)旬のアブラナ科の野菜や、 野草をいただく
2)よく噛む

まず、1)について。

アブラナ科の野菜でいま旬は、春キャベツや菜花、クレソンなど。

野草は、セリ、ふきのとう、ふき、タラの芽、つくし、のびる、よもぎ、シドケ、明日葉、野かんぞう、カタクリ。
山菜もオススメで、わらび、ぜんまい、うどなど。

みなさん、この1~2週間でどのくらい召し上がりましたか?

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これらは、冬の間 私たちの体に溜まりに溜まってしまったあまり嬉しくない脂質や
不要な老廃物などを体外に出す助けをし、すっきりさせてくれると言われています。
そう!優秀なデトックス食材なのです。

私は「春野菜や野草は季節に順応するための調整剤ですよ~。」
と生徒さん達に勧めていて、レシピにも登場させています。

自然界から私たちに贈られる旬のものは、副作用のない優れたお薬なのです。

次に、2)について。

よく噛むこと。
これは春だけでなく、快適に生きるための通年のコツです。
噛むと唾液が出ますよね。
この唾液って、実は体内からの素晴らしいお薬なのです!
なんと、若返りホルモンも含まれているんですって。
よく噛めば食べ過ぎを防ぐこともでき、苦労せずダイエットもできるかと。
「噛むこと&唾液」はと~っても大事なことなので、また機会を見てお伝えします。

☆旬=自然界からのお薬。
☆唾液=体内からのお薬。
頭の片隅にでも入れておいてくださいね(^^)

教室では、美味しく食しながら自らで健康と内面からの美を叶えることも
目指しているので、調理だけでなく「その季節に合わせた体と食の繋がりの小話」を
毎回しています。

野草の小話をした際には、想像以上に生徒さん達が野草を知らないことに気が付きました。

みんな自然から遠く離れてしまっているんだなぁ~。
そう感じました。

まあ、私も東京生まれ、東京育ち。
そして都会に在住です、、、。

それでも、幼いころは母の生まれ故郷の福島(ド田舎)が大好きでよく遊びに行き、
今は真鶴の近くに小さな畑を持ってお遊びを楽しんでいます。

春になれば無数のつくし達が顔を出し、ふきもぐんぐん伸び、菜の花は咲き乱れ、筍もお出ましになり、、、。
そんな自然の美しい営みを眺めては感銘を受けています。

都会のスーパーでも春野菜コーナーを設け、
その脇に野草を並べているのをよく見かけます。

昨日、吉祥寺へ行った際、駅ビル1階の八百屋さんを覗いたら数多くの野草が売られていて
ワクワクしました♪
お店の方に食べ方など質問したところ丁寧に教えてくださり、その場でしばし野草談義に(笑)

あなたもこの春は野草、春野菜を、一つでも多くトライしてみてはいかがでしょうか?
きっと体は喜んで、心地良い春の毎日に繋がると思います。

今日は大好物の山芋をコードレスブレンダーでとろろにし、せりを乗せてランチのおかずに。
ほんの少し野草を添えただけで、いつものとろろが春仕立てになりましたよ!

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