店先に並び始めた筍。
これからが旬を迎え、柔らかく美味しい時期になります。

お料理の素材も人と同じで相性があり、組み合わせる事で
相乗効果で美味しくなるもの、またその逆もあります。

代表的な組み合わせでは、お互いが旬の若布、墨烏賊、木の芽等を
使った若竹椀・筍の木の芽和え・筍の木の芽焼き・筍の木の芽寿し・・・。

毎年この時期のお教室では旬を迎えた筍を使ったお料理をご紹介しております。

美味しく食べるには、買ってきたら、直ぐに糠と鷹のつめを入れた
たっぷりの水で筍の下ゆでをする事。柔らかく下茹でした筍は
毎日水を替えた容器に入れておくと、冷蔵保存ができます。

自分で茹でた筍の美味しさは、パックされた水煮の物とは
比較になりません。味も香りも違います。

茹でた筍を使って、お教室でもご紹介しております筍ご飯。

筍ご飯に使うのが、身近にある油揚げ。油揚げを筍と一緒に炊き込んであげることでコクが出て筍のおいしさを引き出してくれます。

この油揚げをお米と変わらない大きさに切る事が美味しさの秘訣。細かく切る事で大米となじみ、主役の筍の美味しさを名脇役として助けてくれます。

ただ包丁でお米粒大に切り揃えるのは時間と手間がかかります。ここでボッシュのハンディープレッサーのユニバーサルカッターを使うと、一瞬にして細かいみじん切りにした油揚げが出来上がります。こうした和食の下拵えにもボッシュのハンディプレッサーが活躍します。